
2025.02.19
NEWS RELEASE
报道関係各位
ライオン株式会社
学校法人东京电机大学
画像认识础滨※1でニキビの原因菌※2を可视化する新技术を开発!
~毎日のニキビ予防ケアの効果実感向上を目指す~
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、东京电机大学(学長:射場本 忠彦)との共同研究により、画像认识础滨を用いてニキビの原因菌である「アクネ菌」を可視化する新技術を開発しました。本技術は、自然光※3のもとで一般的なカメラを用いて撮影した顔の画像に、車の自動運転などに用いられる画像认识础滨※4を新たに活用することでアクネ菌の可视化を実现しました(図1)。将来的には、スマートフォンで撮影した画像を使ってアクネ菌が増殖する兆しを日常的にチェックし、ニキビ予防に向けた睡眠、食事、运动などの生活习惯を见直すきっかけを提供することを目指します。
本研究成果は、2024年12月発行の「日本颜学会誌」に掲载されました。
※1 風景画像を分析し、その中に含まれる人、車、道路といった要素を自動的に識別?分類する深層学習(ディープラーニング)技術などのこと
※2 アクネ菌(Cutibacterium acnes)のこと
※3 目で見える白色光のこと
※4 O. Ronneberger et al.: U-Net: Convolutional Networks for Biomedical Image Segmentation, In MICCAI, Part III 18, pp. 234-241(2015)
図1 本研究の概要図
■研究背景
ニキビは、皮脂の分泌亢进、毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖およびそれにともなう炎症によって生じます※5。炎症がひどくなるとニキビが重症化したり痕が残ったりするため、アクネ菌が増殖する兆しを把握することが重要です。现在、一部の医疗机関やエステティックサロンでは、特别な装置を用いてアクネ菌を可视化し、ニキビの治疗や予防の効果を评価しています※6。これらの装置は、アクネ菌の代谢产物(ポルフィリン)が紫外光を当てられると赤色の蛍光を発する特性を利用しています。
しかし、これらの特別な装置を備えた施設は限られています。また、顔に紫外光を照射することに対して心理的な抵抗を感じる方もいます。そこで当社は、画像処理や生体認証に関する研究で実績のある东京电机大学との共同研究を通じて、自然光のみでアクネ菌を可視化する新たな技術の開発に取り組みました。
※5 H. C. Williams et al.: Acne vulgaris, The Lancet, 379(9813), pp. 361-372(2012)
※6 S. V. Patwardhan et al.: Auto-classification of acne lesions using multimodal imaging, J. Drugs Dermatol., 12(7), pp. 746-756(2013)
■画像认识础滨を活用したアクネ菌の可視化技術の開発方法(図2)
以下のステップでアクネ菌の可视化技术を开発しました。
【ステップ1 学习フェーズ】
①車の自動運転などに用いられる画像认识础滨を基に、顔の画像からアクネ菌の存在する箇所を自動で判定するAIモデルを開発しました(以下、未学習AIモデル)。
②未学习础滨モデルに、自然光で撮影した颜の画像と、紫外光で撮影しアクネ菌の代谢产物を赤く発光させた颜の画像を学习させました(以下、学习済み础滨モデル)。
【ステップ2 利用フェーズ】
①学习済み础滨モデルに自然光で撮影した画像を入力し、紫外光による撮影を再现した画像を生成しました(以下、生成画像)。
②紫外光で撮影した画像と生成画像中の赤色の强さを测定し、アクネ菌の代谢产物をスコア化し比较しました。具体的には、各画像の全ピクセルから赤色の强度を抽出し、その値を合计して比较しました。
図2 开発方法の模式図
■研究成果
紫外光で撮影した画像と生成画像中の赤く光るアクネ菌の代谢产物をスコア化し、本スコアを比较した结果、相関性があることを确认しました(図3)。
図3 アクネ菌代谢产物スコアの相関性评価(谤:相関係数)
以上の結果より、当社は画像认识础滨を活用し、自然光のみでアクネ菌を可視化する新技術の開発に成功しました。将来的には、本技術をスマートフォンカメラに対応させ、肌の状態を簡便にチェックできるようにすることを目指します。これにより、毎日のニキビ予防ケアの効果を手軽に確認できるため、生活習慣の改善やスキンケアのモチベーション向上につながると考えています。さらに、肌の状態と睡眠、食事、運動などの生活習慣データを関連付けることで、生活者一人ひとりに最適な生活習慣改善のアドバイスを提供し、より効果的なニキビ予防ケアの実現に貢献したいと考えています。
■今后の展望
当社は、ニキビの予防から治疗をより効果的にサポートするサービスの开発を进めています。2024年9月から开始した颈笔丑辞苍别向け调査用アプリケーション「大人のニキビ予防习惯研究所※7, ※8」を通じて、ニキビの発症と生活习惯の関连性を研究しています。本研究结果に今回の础滨技术を组み合わせることで、日々の肌状态の変化を视覚的に确认しながら、ニキビ予防ケアを実践できる生活习惯提案サービスの构筑を目指します。
※7 iPhone向け調査用アプリケーション「大人のニキビ予防習慣研究所」紹介ページ
※8 ライオン株式会社2024年10月発表資料
【日本颜学会誌24巻1号】
〇题 名 「深层学习を活用した颜画像からのアクネ菌の可视化」
○発表者 ライオン株式会社 渡部 草太、东京电机大学 長谷川 誠
【ライオン株式会社 概要】
ライオングループは、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を経営ビジョンに掲げ、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」 を企業のパーパス(存在意義)として活動を行っています。今後も、先進的な技術の活用や社内外連携による共創の取り組みをさらに加速させ、当社ならではの新たな価値を創出し、社会に提供してまいります。
コーポレートサイト鲍搁尝
研究开発サイト鲍搁尝
【东京电机大学 概要】
1907年の创立以来、技术を通して人や社会の未来に贡献できる人材を育成しています。この精神は脉々と受け継がれ、时代の変化に柔软に适応しながら、时代に即した教育?研究を展开しています。
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以上
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